2億2千年前の岩塩層から作られる
バスクの塩 アンセストラル
"プレミアムフレーク"
私が一昨年からはまっている
バスク地方の美味しいお塩をご紹介します。
出会いは一昨年、東京の大好きなショップで
扱われているのを知った時でした。
茶色の渋めのパッケージに入っていて、
瓶入りのちょっと高そうなお塩、、、
どんな味がするんかなぁと思ったんですけど、
はたして自分にその旨味が理解できるのか?と
不安に思ったのでした。
その塩を日本に輸入して
販売しているのが上田商店さん。
気になって調べると
関西に事務所を構えて、
小規模ながらしっかりと
作り手さんと関係を作り、
輸入した品物を
日本でご紹介されているということが
わかりました。
さらにいろいろ調べていたところ、
上田さんの品物に対する熱い気持ちが
伝わってきて、その塩に
すごく興味が出てきたんですね。
すぐに、関西の取り扱い店さまを
お聞きしようと、上田さんに
連絡をしてみたところ、早々に!
2軒ほどお店を教えていただいた上、
店の営業時間や業態、さらには定休日まで
調べて明日はオープンしてますよ!的な
ご案内だったんですね。
僕はこの対応に大感激してしまったんです。
それがこの塩との出会いでした。
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塩なので、使い方には困らないでしょうけど、
店主森、オススメの使い方をご紹介します。
1つめはお肉にパラパラと。
お肉屋さんで、ちょっと奮発して
お肉を買いました..という時、
できるだけダイレクトに肉を味わいたいから、
まずは塩でいただきたいのです。
もうそれだけで口の中で唾液が出てくる
感じですけど、、、もう最高...ですよ。
この塩はとっても旨味が強いんです。
もちろん塩だから、
しょっぱさもあるんですけど、
やっぱりすこぶるまろやかな旨味...が
特徴かと思います。
2つ目が納豆です。ほんまかいな??と
思われるでしょうけど、
大阪の谷町4丁目に大好きな納豆工房さんが
ありまして、そちらで大粒の納豆を
たまに買わせていただくんですけど、
こちらのスタッフさんに、
最初はぜひ塩でいただいてくださいね!と
言われたんですね。
当然わたしの場合、
アンセストラルを使うんですけど、
まぁむちゃくちゃおいしくて、
癖になってしまって、
らくだ坂工房さんの納豆を入手できた日の晩は、かならず"塩納豆丼"をやっちゃいます。
そろそろ新米の季節ですから、考えるだけで、
これまた唾液がじんわり...と
出て来ちゃいますね。
そんなお気に入りの塩なんですけど、
ルーツもなかなかロマンがあるんです。
下記、上田商店さんがご紹介されている
テキストを当店でアレンジしました。
スペインの北部ーーずいぶん山深い
独自の食文化を持つバスク地方で、
アンセストラルは作られています。
険しい気候の土地ゆえ、塩を作れるのは
1年のうち、穏やかな季節の
5月から9月、5ヶ月のみなんです。
塩田に引きこまれる水は、
スペインとフランスの国境にまたがる
ピレネー山脈など、国立公園一帯の山々の
雪解け水。
それらが、膨大な時間をかけて
地中に溶け込み、地下水脈の途中にある
2億2千万年前の岩塩層を経由し、
地上に湧き出てくるのです。
それが、ミネラルをたっぷり含んだ
"湧き塩水"になっているのです!
この"湧き塩水"を塩田に引きこみ、
優しい太陽の光と、穏やかな風で出来上がる
塩の結晶が、今回ご紹介する
"プレミアムフレーク"です。
陽射しが柔らかいため、
じわじわと水分を飛ばしていき、
かつ穏やかな風を浴びて、塩の結晶が
ゆっくりゆっくりと形成されていくそうです。
どうです?ロマンに溢れすぎてませんか?
おすすめです!
バスクの塩 アンセストラル
"プレミアムフレーク"
150g ¥1620 税込
¥1,620